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アイの色彩検定講座9

2022/08/03

みんな元気?今日も暑いね!もう夏休みも序盤は過ぎて、いよいよ中盤ね!アイも夏休みは7月が一番楽しくて、まだ8月1か月丸っとあるじゃんと余裕してたんだけど、8月になると1日1日休みが削られていく気がするわ。こんな時はシェークスピアのマクベスの一句「あすが来、あすが去り、そしてまたあすが、こうして一日一日と小きざみに、時の階(きざはし)を滑り落ちて行く...」(福田恆存訳)が思い浮かぶわ。この話はこう続くの。「人生は影法師。あわれな役者だ、ほんの自分の出番のときだけ、舞台の上で、みえを切ったり、喚いたり、そしてとどのつまりは消えてなくなる。」人の人生はむなしいものだってことなんだけれど。アイはこう思うのよ。人の人生は人類の長い歴史に比べればほんの一瞬でむなしいのかもしれないけれど。本人にとってはそれがすべてよ。泣いたり笑ったり、怒ったり叫んですごせばいいじゃない。自分の出番に思い切り楽しめばいいのよ!だけど他人にかみついたりしちゃだめよ!自分の人生で一番長い期間を自分らしく生きるために、ちょっとだけ今は我慢が必要なのよ!

昨日、物の色はどの波長を吸収してどの波長を反射するかによって決まるといったよね。じゃあカラー印刷などはどうやって色を出しているのかを勉強しようね。まずは色を混ぜることとを混色というわ。光に光を足して色を作ることを加法混色ということは前に伝えたよね。

光からある波長を抜いて色を作る(混色)することを「減法混色」というわ。イメージとしてはこんな感じよ!

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すべての波長が混ざれば白だけど、その中のRが吸収されてしまったら残ったGとBが混色されてC(シアン)になるの。こんな風に混合光から特定の波長が抜かれて混色されるのを減法混色というのよ。

じゃあRを吸収するようなものを何と呼ぶの?「フィルター」と呼びます!

CシアンはRを吸収するの、MマゼンタはGを吸収するの。Y(イエロー)はBを吸収するわ。RGBの混合光にこのCMYのフィルターをかざして特定の波長を吸収することで色を作ることを減法混色というのよ!

じゃあ続きは明日ね!