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アイの色彩検定講座8
2022/08/02
みんな!今日も暑いけれど体調は大丈夫?無理しないでね!みんなは多治見市のうながっぱ知ってる?以前は多治見駅の温度計が38度を超すと登場してうちわ配ってたんだけれど、危険なので今は決まった時間に配るだけで炎天下での出動はなくなったそうよ!そう!今は無理をしないで目的を成し遂げる時代よ!そのために最適な方法論を常に考えていてね!ちなみに最適な方法論を導く手法を合理的に解析する方法は第二次世界大戦中にイギリスがドイツの潜水艦から輸送船を守るために考え出した方法論「ゲーム理論」こそが始まりよ、今でも経済の分野でよく使われているのよ!じゃあ色彩検定合格の理論は?教科書と過去問よ!
今日は物体のものの見え方よ。先々回は光の色について学んだわ!では自分で光を出さない物体の色は何で決まるの?って問題よ!光はもの当たるとどうなるか?ガラスなどなら通り抜けるわ!これを「透過」っていうの。では光が通り抜けれないものに当たった場合は?それはものにあたってはね返る「反射」エネルギーをものに吸収される「吸収」されるの。光は物体にあたると「透過」「反射」「吸収」のどれかになるのよ。太陽光は白、可視光範囲のすべての波長成分のエネルギーをもって降り注ぐわ。そのエネルギーを100%はね返すのはもちろん鏡ね。でもそのエネルギーを波長成分の比率そのままにはね返したら?これはRGBを足すと白になるのと同じで白よ!じゃあすべてを吸収してしまったら?光がなくなるので黒になるの。じゃあ光のエネルギーはどこへ行ったの??実は熱に変換されちゃったのよ。黒の布は光にあてると熱くなるけれど、これは光のエネルギーを熱に変換しているの。じゃあ赤は?これは赤に見える比較的長い波長をはね返して、中・短波長の青や緑の成分を吸収しちゃってるのよ!
今は光源が太陽のお話よ!太陽にはすべての波長成分が含まれているけれど、じゃあLEDへ本を読むとどうなる?LEDは700nm以上の真っ赤な成分がとても少ないの。その下で真っ赤に相当する成分をよく反射する物体を見ても光の中に真っ赤な成分がないので少し赤が足りない色になっちゃうの。うそだ~私の目にはきれいな赤に見えるし、カメラで写してもきれいに見えるわ...。というかもしれないね。実は目は目で見るんじゃなくて脳で見ているので勝手に今までの経験から補正されちゃっているの。カメラもホワイトバランスという機能で、これを修正しているのよ。人間も、人の技術も偉大だね!