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アイの色彩検定講座19

2022/08/13

みんなおはよ~!3年ぶりの行動制限なしのお盆休みだけれど、ピンポイントで来る台風って...。ちなみに北半球の台風がなぜ左巻きの渦を作るか知ってる?これはコリオリの力で説明されるのよ。例えば今、みんなが赤道に立っているとしましょ!赤道は東に向かって1500kmくらいのスピードで動いていているのよ。もちろん立っている人は空気も何もかも慣性で同じように動いているから気が付かないの。じゃあ、そこから少し北にいる人を見るの。赤道は一番移動距離が大きいけれど、少し上へ行くと例えば1400kmくらいに落ち、北極へ行くと0になるわ。だって地球は地軸を中心にコマみたいに回っているから赤道は一周するのに距離が遠くて北極は動かないものね。赤道にあるものは雲も約1500kmで動いているのよ。じゃあ少し北にある1400kmで動いている雲とつなげてみるの。赤道にある雲が先に行っちゃって渦ができるのよ。だから左巻きの渦ができるのよ。

さあ、今日からはトーンについて勉強しましょ!これもPCCSのキモよ。下のトーン図をとりあえず覚えましょう!この図は明度と彩度を図式化したものでこれを完全に覚えることは色彩検定だけでなく、きっと絵を描く役に立つわ。

今日はまず白と黒を無彩色といい、これを混ぜた灰も無彩色ということを覚えましょう。

また、色のある色?は有彩色というわ。そしてね、これ大事だけれど、有彩色に白や黒を混ぜても色相は変わらないのよ。トーン図 のコピー.png

この中で純色が混じりけのない色なの。純色のトーンはVよビビットね!例えば赤の場合をちょっと考えてみましょ。赤にちょっとだけ白を混ぜるの。すると赤より

白の方が明度が高いのでちょっと明るい赤になるわ。このトーンがブライトよ。ブライトさんにはホワイトベースだからよくわかるよね!さらに白を混ぜるの。するとライトトーンの赤になるわ。はた目にはピンクに見えるけれど、色相番号は"のR(レッド)のままよ。さらに白を混ぜるの。すると白に近いピンクになるけれど、これもR色相番号2番よ。トーンがペールになっただけなの。白を混ぜていくと鮮やかさ(彩度)は落ちてしまうわ。この図はそんなことを図式化した優れものよ!しばらくトーンの話が続くけれど。ちょっとずつ自分のものにしていってね!

じゃあまた明日!